自分一人がどう一生懸命がんばろうが、達成できないことがある。
『子を授かる』ということ。
夫と結婚して早3年が過ぎようとしている。
なぜか結婚から2年ほどはセックスをしても最後は外にフィニッシュするということが続いていた。
すぐにでも子どもが欲しいと思っていた私にとっては、"なぜ?"としか思えなかった。
まだ20代の私は、外に出されても妊娠確率ははるかに減るが、微々たる可能性はある。と思い、
夫には文句を言わず、あっという間に時がすぎた。
30歳になり半年が過ぎてきた頃、猛烈に焦りが募り、夫には内緒で不妊検査を受けた。
特に問題はない、あとは夫に精液検査を受けてもらうだけ。
どう切り出そう。
のちに1タイトルとして投稿するが、泣きながら今までの想いを伝え、夫が検査を受けてくれることになった。
「しんどい気持ちにさせてごめん、俺も一緒に頑張るから、いろいろ教えてね。」
と言って、私を抱きしめてくれたので、信用することにした。
夫の初見も特に問題なく、タイミング法を続けて半年が経とうとしている。
入試や仕事に結婚、とてつもない努力をしてきたわけじゃないけど、結果的に順調に生きてきた私の人生。
ここにきて、人生最大にもがいている。
食事と運動、温活に穏やかな心身。
いくら努力しても、どれだけがんばっても、確実性のないこと。
"子どもが欲しい"と努力するのは、少し違うのかもしれない。
夫婦愛し合い、幸せな空気の元にやってきてくれるのだと信じてみることにした。
『努力が報われた』
この言葉を発するのは、過去として振り返り、自分を褒める時に使うとしよう。